リゼロ最終回

 以前のポストで結構面白いと書いた『Re:ゼロから始める異世界生活』、全25話が完結しました。既にネットでは散々叩かれた後ですが、主人公の性格がクソすぎて見ているのが辛いというのは本当にそうで、ぶっちゃけ後半12話分ぐらいは一話丸々ほとんど飛ばしたり、ダラダラと主人公が愚にもつかないことを喋ったり周囲の人物がクサいセリフを吐いたりしているシーンは全カットで望み、もはや惰性で最後まで観ました。後半で唯一輝いていたのは「怠惰」を熱演した松岡さんだけでしたね。
 前回感想を書いた時点では、10話ぐらいまでしか見てなかったのですが、王都に行ってからの展開は本当に酷かったですね。なんというか、オタクコンテンツの底の浅さを見せつけられたというか、「他者から逃げることしかできない引きこもりがもう一度社会に挑む」という枠組みが明確なだけになおさら、「だからお前は引きこもりなんだよ」としか言いようのないキャラクターの動かし方でした。これは原作が相当酷いのだろうと思えるし、あえてその原作の世界観に忠実であることを選んだ監督のセンスの酷さだとも言えますが、商業主義としては別にファンが「まともな人間」である必要はないのでこれはこれで良かったのでしょう。
 というわけで、以前の言葉を訂正したいと思います。リゼロは「11話まで」は面白いです。

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